家庭にいると仕事していないと思われる
私は家庭を専業にしている者なのですが、家の事を真面目にすると結構な仕事量です。
最近は、男性も家事を積極的に行う人も増え、その中で色々と気づかれたらしく、家庭を専業としている者では当たり前だった「名もなき家事(梅田悟司)」に着目したベストセラー本もあります。
その表紙に、「やってもやっても終わらない」と書いてありますが、家事とはそういうものです。気づけば気づくほど終わりはなく、仕事量は増える一方です(*´Д`)
家事だけでなく自分以外の家族のケア、育児もあったり、中には介護もされていたり、自治会のこともあったりと、家庭の仕事はメニューが盛沢山です。
家事・育児ってそもそもお給料にするといくら?
家事と育児をサービス代行している業者の金額を調べてみました。各社大体の平均値(1日分・1時間分)です。家事と育児は、実際、毎日で無休なので、年中無休で計算しました。
★家事代行サービス(首都圏)
一日住み込み(実働12時間)で約18,000円、この12時間だけではないので、睡眠時間(7時間)以外の5時間を時給(約3,000円)計算すると約15,000円。一日約33,000円。一か月を30日として計算すると約990,000円、年収は約11,880,000円
★ベビーシッター(育児代行サービス)(子ども一人当たり首都圏会員制)
1時間(日中)約1,000円・1時間(夜間8時間)約2,300円、一日当たり約34,400円、一か月を30日として計算すると約1,032,000円、年収は約12,384,000円 こちらをクリックして設定変更。

調べてみてびっくり!!! まさかこんな金額になるなんて!!!
想像以上の金額です!
地域差も若干あり、首都圏の方が地方に比べ割高ではありますが、家事も育児も相当な収入になります。
専業主婦(夫)は家庭専業者という職業として扱って欲しい
業者へ委託する金額を見てしまったら、家庭を専業で守っているので納税できるような収入はないのですが、金額にすると、とてつもなく大きな額を節約していることになります(^_^)v
節約=収入ではないのでしょうか?
これほどの金額を生み出しているにも関わらず、未だに「家に居てラクしてる」などと思っている人がいること、家庭にいることが外で働いていることより下に見られることがまだまだ根強くあることが残念です。
何故なんでしょう…。
収入を得て働いている人と比較して、専業主婦(夫)という言葉で括っていることが、その文化を醸し出す原因になっているのでしょうか?きっとそれ以外にもたくさんの原因はありますよね。
ただ、これだけの節約金額と仕事量を鑑みて、 社会的に家庭専業者という職業として認めて欲しいなぁ…と思います。